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2012年01月17日

祖母の実家

今日も元気なみっちぃです!


相変わらず寒いですね〜!しかし北陸の寒さには既に慣れっこになった、昭和のシティーボーイでございます。


さて、最近私の周りで『山口県』の話題が上がったので、懐かしい祖母の実家のお話をします。


私の母方の祖母は、大正5年、現在の山口県山口市上嘉川と言う場所で生まれ育ちました。


祖母の実家は、藩政時代には、村の庄屋を務めていただけあって、それに纏わる品々がたくさん残っていました。


旧山陽道に沿った場所にあり、家屋敷も広いひろい…

家の中で探検が出来ました。


蔵の中に入ると、地元名産の『大内塗』のお盆がたくさん重ねてあったり、史料館級の書物があったりしました…(年貢を誰がどれだけ納めたかを記した、いわゆる江戸時代の台帳です)

またお風呂も、五右衛門風呂で、薪をくべてゆっくりと沸かす、東京育ちの私にはなかなか経験出来ない楽しさがありました。


お湯も柔らかく、肌に優しくいつまでも入っていたい気分にさせてくれました。

その気持ちにさせてか、真裏に、山口県の大動脈、山陽本線が通っているので、お風呂の窓を開けて眺めていました(笑)(もちろん小学生の時ですよ!)


寝台車や貨物、そして普通電車が、引っ切りなしに通るので、それは楽しくて楽しくて…


祖母の姉(大おば)が心配になって見に来て、お風呂の引き戸がガラッと開き『浩くん(こうくん)!!あんたあ〜いつまでも出てこんけぇ、のぼせて倒れとるかと思うた〜』と言われたぐらい、気づいたら長く入っていました…


そういえば、お湯も冷めてました…


そんなこんなで、この家屋敷は、私にとったら、昔の物が直に触れられる、まさに夢のワンダーランドでした。


家を守っていた大おば夫婦も今は亡く、子供もいなかったので、家屋敷はそのまま空き家で残っているそうです。


私の大学時代まで、よく祖母の実家に通っていたので、機会があれば、童心に返りまた探検してみたいな…

今日は『祖母の実家』のお話でした。最後まで読んで頂きまして、本当に有り難うございました。



Posted by 三井 浩司郎 at 01:01│Comments(0)
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